小学生(アクティブ2クラス)

小学生期は、運動能力(神経)がグングン伸びますが、骨や関節は「発育途上」です。「技術の向上」に片寄り過ぎると必ず「障害」となって跳ね返ってきます。小学生期の運動は、先を急がず、成長度に合った練習や技術のチャレンジが必要です。指導者には「子どもの心身両面に対する知識」が必要不可欠といえます。

マット運動(4月~7月)
多様な姿勢を行うので全身のバランス感覚が育つ
カラダと運動能力の多様性を身をもって具体的に知る
カラダに柔軟性(柔軟度)が不要であることを知る
頭の位置の移動や回転、移動のスピード感を味わえる
補助なし自力でできたときの達成感が喜びとなる

 

跳び箱運動(8月~11月)
箱の中でジャンプすることで踏切力がつく
箱の縁歩きで手首や足首の捻挫予防に役立つ
箱のゲームで開脚跳びへの恐怖が解消
適正な方法と位置の補助で跳ぶ感覚が身につく
助走から着地までの流れを理解すると跳べる

 

鉄棒運動(12月~3月)
引いて行う正しい逆上がりを身につける
足抜きまわりで逆さ感覚を養う
補助付きで前まわりおりから、一人まわり
補助付きで両膝かけから、ゆらして着地
前一回と前連続、後ろ一回と後ろ連続まわり

 

なわとび運動(12月と1月)
ロープの長さと持つ位置、カラダとの関係を知る
前まわしとびのポイントとスムースな連続とびの習得
腕交差とびのロープのまわし方と腕の切り返しの習得
前まわしと腕交差とびを交互に行う切り返しの習得
前まわしと腕交差二重とびやハヤブサ、武蔵にも挑戦

 

ボール運動(2月と3月)
ボールを投げるとき投げる手と逆脚を前に出す
ワンバウンドキャッチからノーバウンドキャッチへ
10~15メートル先まで正確に投げられる
10~15メートルからのボールをキャッチする
蹴ってきたボールを正確に蹴り返す

 

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