跳び箱運動は、一瞬で終わる簡単な運動ですが、できない子にとってはそれが解決を難しくしています。小学校高学年になっても跳べないと劣等感を持ち無理に跳ぶとケガにもつながります。しかし、跳び箱が跳べないのは運動能力ではなく「恐怖心」という心の問題なのです。まっくでは、跳び箱の動きを走る、踏み切る、ジャンプ、腕支持、着地と分解し他の方法で必要能力を身につけてから跳ぶのでケガもなく跳べます。
跳び箱運動で目指すもの
開脚跳びは、運動機能を高める点であまり効果はありません。教えなくてもできる子がほとんどです。跳べない子は、心理面が原因です。しかし、教材である以上克服することも大切です。まっくには、キチンとしたその指導法があります。
未就園児
・体型的にバランスが悪く、跳ばせません
・箱に乗る、飛び降りるなど高さに慣らす
・くぐる遊びでカラダを支える力を養う
・箱遊びでとても楽しいを体験する
・友だちを見てさらに発想が生まれる
就園児
・頭が大きいので開脚跳びはかえってマイナス
・台上前転は達成感があり自信につながる
・箱を並べてジャンプ力と踏切の練習を先に
・箱の縁を歩くことでバランス力がつく
・箱をくぐると腕のカラダ支持力がつく
小学生
・箱の中でジャンプすることで踏切力がつく
・箱の縁歩きで手首や足首の捻挫予防に役立つ
・箱のゲームで開脚跳びへの恐怖が解消
・適正な方法と位置の補助で跳ぶ感覚が身につく
・助走から着地までの流れを理解すると跳べる
図解⇒ 跳び箱 鉄棒 なわとび ボール