2021年1月号

なわとび運動は、運動不足解消に最適
まっく令和かわらばん 2021年1月号

予想通り寒さがコロナ禍に拍車をかけてきました。当然、それぞれの判断力が重要になってきますが、コロナ対策としては「この方法が最適」という方法はありません。もしあるとするならかかった場合でも重症化しない「体力づくり」をしておくことです。その対策としてはどこででも簡単にできる「なわとび運動」は最適です。
まっくでは、全メンバーの方に「なわとび運動の本」をプレゼントさせていただいておりますが、その利用法などについて少し解説をいたします。

1. なわとびを始める前に
いきなりロープをとび始めると状況によっては危険な場合があります。まず、まわりに危険な物がないか、ロープをまわせるスペースがあるか、小さい子がまわりに居ないことにも気を配りましょう。
また、思いのほか足首に負担がかかるので足首をまわすなど本のP22~26 を参考に準備運動を必ず行うこと、ロープの適切な長さを知るには、本のP36 を参考にしてください。

2. 楽しくみんなで
1人で行うなわとびもいいのですが、幼児の場合、自分でまわし、とぶ運動ができません。本のP28~31 の運動をするとなわとび習得に役立ちます。
また、家族で長縄とび(P132~141 参照)や引っ張りっこ(P32~33参照)を行うと、とぶことと違う楽しさがあります。

3. できない種目の習得法
できない種目の習得法については、それぞれの種目に応じた方法を本で詳しく述べてありますが、どんな種目でも習得するには①高くとびすぎない、②膝をまげない、③ロープを持つ位置(P38 参照)などが大切です。
そのほか二重とびやあやとびについてもマスター法を掲載していますので、本を読んでみてください。もちろん、それでも分からないときは、スタッフに聞いてください。
まっくでは、グリップなしのロープを使っていますが、グリップがないことで「全て自分でロープコントロールをする力」をつける狙いがあるためです。

まっく体操クラブ 代表 向井忠義

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