2021年2月号

コロナ禍まず、カラダを動かそう
まっく令和かわらばん 2021年2月号

コロナに感染した多くのスポーツ選手が、無症状で本人も「感染に気付かなかった」という事例が報告されています。単純な発想に見えますが、「体力があることはコロナにも強い」といえるように思います。コロナ禍の中、これをチャンスに「生活改善」に生かしましょう。

1. 運動によるカラダづくり
子どもは、「カラダを動かすことが好き」と思いがちですが、案外「苦手だから」とか「カラダを動かすこと自体が嫌い」という子どもも結構います。しかし、毎日細胞分裂をしながら成長をしている子ども時代の運動は、単に運動能力の向上や体力づくりだけに限らず脳だけでなく、カラダの臓器の発育などと大きな関連があるので生活の中で運動を欠かさないことは将来豊かな生活を送るためにも是非必要です。
運動を嫌がるお子さんにこのコロナ禍を利用して「コロナに負けないカラダをつくろう」と運動を習慣づけてください。カラダを動かすことでもう一ついいことはカラダを動かせば「必ず技術も上達する」ということです。

2. 食べる物の好き嫌いを無くす
キャンプやスキーなど宿泊をともなう合宿をすると子どもの好き嫌いの多さにビックリさせられます。申すまでもなく偏った栄養摂取は、心身の成長に大きなマイナスとなります。「空きっ腹にまずいものなし」です。運動でお腹が空けば食欲が増します。ここでも運動することが「好き嫌い防止」にも役立ちます。

3. 睡眠時間を十分確保
最近は、部屋遊びのおもちゃが多く精神的な興奮から睡眠不足になりやすい傾向があります。当然、朝スッキリ目覚めにくく、学校に行っても半分寝た状態で机に着いているかも知れません。別に頭は悪くないのに勉強しても十分な成果が期待できないことになります。運動で「肉体的な疲労感」を得ることが就寝を早くし、熟睡を促し、「爽やかな朝」を迎えられるいい生活を送るためのルーティーンにつながります。

コロナ禍「困った、困った」と消極的になるのではなく英知を絞ってチャンスに変えるが勝ちです。

まっく体操クラブ 代表 向井忠義

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