いよいよ新々型コロナ禍と勝負か
まっく令和かわらばん 2021年8月号
新コロナウイルスに対して私は、「大した奴」と思っています。どんなに対策や制約をしても益々勢力を増し、進化(変異)しているからです。「子どもにまで感染する」ことは、「困ったこと」ですが、そんな泣き言ばかりいってはいられません。有効で効き目のある対策を講じない限り家族は守れません。
1. 対策の根本的な考え方
昨年、(株)ベストセラーズ社から感染症の専門家である岩田健太郎著「新型コロナウイルスの真実」という本が出版されました。私はこの本から三つのことを学びました。その一つは、日本の役人は当てにならない。自分の立場ばかり気にして行動している。二つ目は、誰もが信じて片時も離さないマスクでは「自分は守れない(感染を防げない)」が、マスクは、「人への感染防止には役立つ」ということです。三つ目は、感染防止には、人(特に政府)のいうことを聞かず「自ら守る」ことということです。確かにこの本には、「自分と家族を守る感染症対策の鉄則」と補足説明がついています。
2. 具体的な対策
最初にお断りしておきますが、(当然)私は、感染症の専門家ではありません。ここで述べることは、新型コロナウイルスの感染対策として多少皆さんの参考になればと思う程度です。まず、「政府は当てにならない」とお気づきの方は、私ばかりではないと思います。今、感染場所として「一番多いのは家庭内」です。それなのに依然として飲食業ばかりせめているという現実です。私が思う第一の対策とは、①外出から帰った人は、玄関に入る前に上着を脱ぐ。②入ったらマスクを外し新しいものにする。③手洗い、うがい、手の消毒、鼻をかむ。④家族間のハグはやめ、できるだけ自分の部屋で過ごす。⑤特に食事は、家族別々に行い、会話時もマスクを外さない。⑥エアコンに頼らず、網戸をつけて窓を開放、足りなければ扇風機で涼をとる。その他冷水を風上に置くなど各家庭の状況に応じた工夫をそれぞれが行うことにかかっています。前にも申しましたが、子どもは涼しい環境で生活をし過ぎているため「熱中症」にかかりやすくなっています。折角の夏です。「暑い夏を体験」することも将来、色々と役に立ちます。
もう一冊、幻冬舎・西村秀一著「もうだまされない新型コロナの大誤解」もあるようですが、まだ読んでいません。これからの感染対策は、人に頼らず、人のせいにせず「家族で考え、自らを守る」時代です。
まっく体操クラブ 代表 向井忠義